【パン作りの基本】一次発酵とは?

一次発酵は、パン作りにおいて非常に重要な工程の1つで、パンの味や食感を決定づける大切な段階です。

【パン作りの基本】一次発酵とは?

パン作りにおいて一次発酵とは、イーストという菌が含まれた生地を適した温度と湿度で発酵させる工程です(^^)/

一次発酵を行う為には、材料【小麦粉、イースト、砂糖、塩、水など】を混ぜ合わせた生地をボウルに入れ、その上にラップをかけます。

準備が出来たら、ボウルを温かい場所において一次発酵開始(^^)/

生地が発酵前の1.5~2倍になったら一次発酵完了です(≧▽≦)

と、ザックリ書いたので疑問に思いそうなことについて書いていきます♪

なんの為にするの?

生地に含まれる糖分やデンプンがイーストによって発酵され、二酸化炭素やアルコールなどが発生します。

この二酸化炭素が気泡を作り、アルコールがパンのうま味や香りが形成されます。

上のことから一次発酵はパンの基礎を作る大事な工程です(^^)/

一次発酵に適切な温度と湿度は?

適切な温度

一次発酵を行う最適な温度は20~30℃程度(^^)/

この温度帯はイーストが活発に働くため発酵がスムーズに進みやすいです。

適切な湿度

湿度も重要な要素の一つで60~70%が適切(^^)/

適切じゃないと?

湿度が高すぎると、表面が湿ってしまい生地が乾燥しないため、発酵がうまく進みません・・・

逆に、湿度が低すぎて生地が乾燥しすぎても発酵がうまく進まなくなってしまいます。

イーストも菌の一種なので、梅雨時のような環境が大好きです♪

大好きな環境でイキイキ働いてもらいましょう(≧▽≦)

発酵時間はどのくらい?

温度や湿度の環境によって異なりますが、通常は1~2時間程度が一般的です。

私は、オーブンで調整して40分ほど発酵させています(^^♪

一次発酵は生地の大きさが1.5~2倍になるまで発酵を進めることが望ましいです。

慣れないうちは、生地の発酵具合を定期的に見て、生地が膨らんできていることが大切です(^^)/

発酵時間の注意点

過度に発酵させると味や食感が悪くなることがあるので注意が必要です。

一次発酵が終わったら?

一次発酵が完了したら、生地を取り出して、打ち粉をまぶして好きなサイズに切り分けて成形したら2度目の発酵をして焼成で完成です(≧▽≦)

一次発酵全体を通しての注意点

一次発酵を行う際には、温度・湿度・発酵時間に注意が必要です。

正しく行うことで、ふっくらした美味しいパンを焼き上げることが出来るようになります。

また、慣れないうちは特に生地が気になって触りたくなると思います。

生地に触れる際の注意点

冷えた手や指先から暖かさが伝わることや、手についた油分や汗が付くことで生地の温度や発酵が不十分になることがあります。

生地を触る際には、
・手に濡れ布巾を巻く
・生地をラップで覆う
などで手から熱が伝わらないようにすることも大切です(^^)/

最後に

以上が、【パン作りの基本】一次発酵の基本的な説明です。

一次発酵はパン作りにおいて非常に重要なポイントです。

温度、湿度、発酵時間をきちんと管理することで、美味しいパンを焼き上げることが出来ます。

初めての方は時間をかけて、手取り足取り試しながら行ってみることオススメします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です