パン作りにおいて重点を置かれる事が少ない材料を混ぜる工程は実は重要なんです。ここでは、そんなパン作りの基本中の基本である材料の混ぜ方について解説します。
【パン作りの基本】最初に混ぜる3材料♪
まず、材料の混ぜ合わせる順序ですが、小麦粉と砂糖塩のみを混ぜます。
3種類だけを混ぜる必要がある?
小麦粉・砂糖・塩だけを混ぜるのはただ均等に混ぜやすいからです。
どちらかというと、最初に入れない方がいい理由がある物を省いた3種類を先に混ぜちゃいましょう‼って感じです♪
最初に混ぜない方がいい3種類と簡単な理由も書いておきます。
最初に混ぜない方がいい3種類
※クリックで項目に移動します。
以下簡単な解説です。
水
最初に、水分を一緒に混ぜない理由ですが、単純に材料を均等に混ぜにくいからです。
小麦粉や塩、砂糖だけなら全て粉なので力をいれずに簡単で均等に混ぜられます。
もう一つ理由があるのですが、次のイーストで紹介します。
イースト
小麦粉・砂糖・塩を混ぜた後にイーストを入れることをお勧めします。
イーストは、砂糖をエサに活発化します。
逆に、塩はイーストの活性化を抑制してします。
なので水分を含む生イーストを使う場合、均等に混ぜ合わせる前に活性化したり抑制してしまう。
その為、材料が混ざる前に砂糖を消費したり、酵母が抑制されて力を発揮できない等の理由で生地全体の発酵に影響を与えます。
ドライイーストなら、水分が無いのでそこまで気にしなくてもいいのですが、癖をつけておいた方がいいと思います。
上で紹介した水を先に入れない理由のもう一つは、ドライイーストが混ざる前に水分を吸収して生のイーストの様に動き出してしまう為です。
油脂
まず、油脂を生地の最初に加えてしまうと、生地が手にくっついたり、生地が上手く膨らまないなどの問題が発生することがあります。
さらに、油脂を生地の最初に入れてしまうと、小麦粉のグルテンの形成を妨げ、生地が十分に膨らまなくなる可能性があります。
これらを防ぐために、生地をよくこねてから油脂を加えることが望ましいです。
基本をマスターして自分だけのオリジナリティパンを作ろう♪
パン作りで材料を混ぜる工程は重要です。
小麦粉、砂糖、塩を最初に混ぜることがおすすめです。
水分や油脂・イーストを加えるとタイミングを守ることで、パンの美味しさが保たれ、生地の発酵も円滑に進みます。
材料の組み合わせや混ぜ方にこだわることで、パンの味わいや食感を調整することもできるようになります。
さらには自分なりのアレンジを加え、オリジナリティあふれるパンを作ることが出来るようになりますよ♪