パン作りをするのに手間をかけすぎるのは嫌だけど風味も大事にしたい・・・そんなわがままな貴方に向いているドライイーストについて紹介していきます♪
【パン作りの材料】いいとこどりのドライイースト♪
イーストの中でも、扱いやすさや保存のしやすさで人気の高い「ドライイースト」。
そんなドライイーストの特徴やメリット・デメリット、そして保存方法について解説します。
ぜひ参考にして、おいしいパン作りに役立ててください。
イーストの役割
イーストは、パンや菓子の発酵に必要な微生物で糖分を消費する際に生じる二酸化炭素が、生地を膨らませる原因となります。
ドライイーストって?
ドライイーストは、生イーストを粉末状に乾燥させたイーストです。
生イーストと比べて長期間の保存が可能で、取り扱いも比較的容易です。
それではパン作りをする前にドライイーストのメリットとデメリットの紹介をしていきます♪
メリット
- 長期間の保存が可能で、常温で保存できる
- 粉末状になっているため、量の調整がしやすく、計量もしやすい
- インスタントより生地の香りがよくなる
このようにドライイーストは、生イーストとインスタントイーストのイイ所取りをしたようなイーストです。
また、大量にイーストを使う方にはインスタントより安価になる事もあります。
ただし、デメリットもあるので紹介していきます。
デメリット
- 生イーストと比べて発酵力がやや劣る場合があるため、長時間発酵が必要な生地には向かない場合がある。
- 一度開封すると、空気に触れることで劣化しやすくなるため、開封後は早めに使い切る必要がある。
- 一部の人には、ドライイースト由来の香りが好まれない場合がある。
- 予備発酵が必要である。
生イーストは手間はかかるが、風味がよくなります。
インスタントは、予備発酵すら必要としません。
ドライイーストは、イイ所取りをした代わりに特化した点がありません。
なので、生イーストの手間は嫌だけど少しくらいの手間なら風味の為に我慢できるって方に向いているイーストです。
それでは、最後に保存期間と保存方法について紹介していきます。
保存方法
- 開封前は常温保存が可能
- 開封後は冷蔵保存が可能
- 冷凍する場合は生地種にして保存して、解凍後は生イーストと同じような使用方法になります。(ただし、発酵力はドライイーストのままです。)
保存期間
保存方法 | 保存期間 |
---|---|
常温保存(未開封) | 製造日から約1年間 |
冷蔵保存(開封後) | 製造日から約4ヶ月間 |
冷凍保存(生地種にして) | 製造日から約6ヶ月間 |
未開封なら常温・一度使用したら冷蔵・生地が余ったら冷凍とういう感じで保存方法を使い分けるとイイと思います♪
最後に、ドライイーストの保存期間は製造元によって異なりますが、一般的には開封前でも賞味期限があるため、できるだけ新しい商品を選ぶようにしましょう(^^)/
わがままな貴方にはドライイースト♪
今回紹介したようにドライイーストは、生イーストとインスタントイーストのイイ所取りをしたようなイーストです。
ただし欠点もある為、生イーストの手間は嫌だけど、少しくらいの手間なら風味の為に我慢できる‼って方に向いているイーストです。
手間がかかってもパンの質上げたいか方は生イースト
面倒くさがりだけどパンを作りたい方はインスタントイースト
が、向いていると思います。
パン作りは、どんな方でも楽しめるので自分に合うイーストを見つけて挑戦してみて下さい♪