パン作りに使うイーストにビタミンが含まれている物があるをご存じですか?
ビタミンCは、パン生地を作るうえでちゃんと意味があるんです♪
そこで今回は、イーストに含まれるビタミンCについて解説していきます。
【パン作りの材料】イーストに含まれるビタミンの効果って?
ビタミンCが含まれている意味
ビタミンCは、イーストの発酵プロセスを助けるために添加されることがあります。
これは、ビタミンCが酵母細胞の成長と繁殖を促進し、より速く、より強力に発酵させる効果があるためです。
ビタミンCが含まれたイーストを使用することで、パンの生地はより弾力性がある状態になります。
これは、ビタミンCがグルテンの形成を促進するためです。
上の効果があるため、一般的なイーストにビタミンCが入っている物が多くあります。(赤サフ・金サフ・カメリヤのドライイーストなど)
逆に、ビタミンCを配合していないイーストもありますので、今回はビタミンCの入っていないイーストのメリットとデメリットを紹介しておきます。
ビタミンC未配合のイースト
メリット
ビタミン未配合のパン用イーストは、天然の酵母に近い発酵をするため、自然な風味やコクがあるパンを作ることができます。
逆に、ビタミン配合のイーストは、独特な風味(イースト臭)がすることがあります。
なので、風味を大事にしたい方にはビタミンCが入っていないイーストの方がオススメです♪
※ただし、デメリットもあるので初心者の方にはオススメしません。
デメリット
ビタミンCのグルテンを強化する効果がなくなるため生地が緩くなります。
なので、ビタミンCが入っていないイーストは初心者さんにはオススメしていません。
※ただし、プロ級の知識や経験が必要な程ではありません。
ビタミンC配合・未配合どっちがオススメ?
赤サフ等でイースト臭が気になるという方は、青サフ等のビタミンCが入っていないイーストがオススメです。
ビタミンCが入っていないイーストは、天然酵母の発酵に近く自然な風味になります。
ただし、ビタミンCが入っているイーストよりグルテンが緩くなるので、パン作りに少しは慣れたかな?って思ってから使う事をオススメします。